拝見  荘厳さを感じるシンメトリーで三日月を付けた兜 膜屋根の大崎市民会館

 荘厳さを感じるシンメトリーで三日月を付けた兜 膜屋根の大崎市民会館
 JR陸羽東線古川駅徒歩15分 2019年8月17日(土)拝見
 宮城県大崎市古川北町5丁目5−1
 旧古川市民会館
 昭和41年建築


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〈 堂々とした三日月のついた兜のファサードです 19.8.17撮影 〉

 最寄りの古川駅の正面口を出て、大通りを北に向かうと突き当りに三日月型の建物が見えて来ます。



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〈 三角壁は下で本体にサポートを取り、上で膜屋根を吊っています 〉

 印象的なファサードは、地元伊達政宗の三日月を付けた兜に似ています。



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〈 正面の三角壁は四隅にあり吊るための壁としてスペースを取ります 〉

 兜の板に当たる両側の三角壁は、中央の建物を支えています。



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〈 正面裏側のヤード的なスペースも汚れてはいるがデザインされています 〉

 中央の四角の建物は、膜構造の屋根を四隅にある三角壁が吊っている構造です。



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〈 意匠的に三角壁は大きくなってしまうが空間は物置にも使っています 〉

 薄い屋根は重力によって中央部が垂れ下がる形で安定し、少ない材料で合理的な構造をつくり上げています。



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〈 本体内部は単なるホールではなく天井も傾斜を付けています 〉

 全体的に巨大なシンメトリーに保たれているため、荘厳さを感じます。



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〈 入り口近くの三角壁は下を柱で支えるフリーペースで自転車置場にしています 〉

<評価 80クラス>
 設計者は武基雄氏。明治43年長崎市生まれの建築家です。早稲田大学建築学科を卒業し、石本喜久治の事務所に入り、立原道造、海老原一郎、西山卯三、丹下健三らと親しくなる。早稲田大学教授となり、代表作はモダニズム系の長崎水族館、長崎市公会堂、大崎市民会館などです。

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