見る スペイン現代美術の巨匠タピエス 傑作の大楕円形、サインと課題

 スペイン現代美術の巨匠タピエス 傑作の大楕円形、サインと課題
 メトロビルバオ1号線モジュア駅徒歩8分 2019年5月3日(金)見る
 Museo Plaza,2,48009ビルバオ,スペイン
 ビルバオ美術館
 入館料5.5ユーロ


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〈 大楕円形 アントニ・タピエス 1955年 あくまで自然です 19.5.3撮影 〉

 この作品は、32歳の時、最初の傑作と言われています。タピエスは、物質主義の抽象化に早く取り組みました。古い壁のような黄土色と灰色の平面に、色と同様にあいまいな大きな楕円、割れ目、傷を描き入れ、物質と形、標識を自然に織り交ぜています。



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〈 サインと課題 タピエス 1961年 あっさりのバツが決め手です 〉

 この作品は、タピエスが38歳の時です。素材はダンボールで青のインクで両端に四角と円を置いています。大楕円と共通のバツ印は大きくなりましたが、自然なサインになっています。



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〈 聖母マリアの七つの喜びの祭壇  ペレ・ニコラウ 1398年 右からの物語です 〉

 この作品は、7つの喜びの受胎告知、キリスト降誕、エピファニー、復活、昇天、聖霊降臨、生神女神を描いています。中央に作品があったようですが、行方不明です。



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〈 腕の中の子と座る女性 メアリー・キャサット 1890年 でかい無邪気な顔です 〉

 この作品は、キャサットの共通テーマ、母と子の一場面です。聖母子の伝統的なイメージを近代化し世俗化し、日常の家庭のシーンに変えました。作品では、見る人の視線を意識して、母親は子のトイレの準備に集中しているように見えます。



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〈  キリスト降誕 ホルカジョマスター 1400年 マリアが真摯に祈っています 〉

 この作品は、マリアの献身、イエスの馬の口を触る無邪気さ、聖ジョセフの熟考のバランスを青い背景がなだめています。



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〈 聖家族 ヤンゴサール 1530年 マニエリスムの甘さが入っています 〉

 この作品は、ルネサンスとマニエリスムが入ります。マリアがイエスに差し出したバラは、苦しみの象徴です。



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〈 純粋なジプシー イシドル・ノネル 1906年 秘めた戸惑いがでています 〉

 この作品は、ノネル34歳でモデルをジプシーに絞った頃です。地元の芸術界にあまり評価されていない時でした。



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〈  レゾの終日の行列  エリアス・サラヴェリア 1910年 表情がみな違い巧みです 〉

 エリアス・サラヴェリアは、1883年スペイン・レゾ生まれの画家です。パリに旅行し、ギュスターヴクールベ、ジャンフランソワミレー、オノレドーミエらに会い影響されました。

<評価 55クラス>
 アントニ・タピエスは、1923年バルセロナ生まれの現代美術の巨匠です。27歳で地元で個展を開いた後は、パリで活躍しました。初期はパウル・クレーに影響を受けたシュルレアリスムでしたが、すぐ抽象表現に進みました。画材以外の粘土、大理石粉を絵具に混ぜ、廃紙、糸、絨毯などを使用したミックス・メディアの創作が最大の貢献と評価されています。バルセロナのタピエス美術館は、屋上で針金がグルグルしている異様さで有名です。

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