拝察 黒い瞳でうきうき感を抑える可愛い少女 美人画家モリゾの黒いドレスの女性

 黒い瞳でうきうき感を抑える可愛い少女 美人画家モリゾの黒いドレスの女性
 JR東北線上野駅徒歩9分  2018年7月13日(金)拝察
 東京都台東区上野公園7番7号
 国立西洋美術館内
 入館料500円


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〈 黒いドレスの女性(観劇の前) ベルト・モリゾ 1875年 うきうき感を抑える黒ずくめの服装と可愛い表情です 18.7.13撮影 〉

 この作品は、モリゾ34歳の油彩で、観劇に出かけようと着飾る若い女性のうきうき感を出しています。モリゾ特有の多めの筆遣いと正面を見つめる黒い瞳、黒いスカーフ、黒のドレスが清楚な雰囲気を生んでいます。美人でモデルのモリゾ自身を投影した作品と言われています。



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〈 音楽 ウィリアム・ブグロー 1856年 モデル的な固めのミューズです 〉

 この作品は、神話の音楽の神たち、それぞれ楽器を奏でる7人を描いています。ブグローは、19世紀フランスを代表する大変なエリート画家で、この作品のような風俗的な絵のほか、写実的、官能的、神話的、自然派的などあらゆるタッチで女性の体を描きました。



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〈 アクタイオンに驚くディアナ テオドール・シャセリオー 1840年 ニンフの露出が多いです 〉

 この作品は、背中が女神ディアナで左の樹の右の立っている鹿がのぞき見をして変身させられた狩人アクタイオンです。3場面を鮮やかな色彩で描き分けています。



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〈 戦いの中、聖母の加護を願うギリシャの乙女たち アリ・シェフェール 1826年 乙女の祈る美しさに胸が打たれます 〉

 この作品は、オスマン・トルコ帝国からギリシャが独立する戦争時代。ロマン主義の若い芸術家は誰でもが、イコンに祈る乙女に心惹かれました。



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〈 春(ダフニスとクロエ) ジャン・フランソワ・ミレー 1865年 無垢な気持ちです 〉

 この作品は、幼くして捨てられたダフニスとクロエの恋愛を書いた古代ギリシャ詩人の物語。ミレーは、春に幼い愛の芽生えを感じています。



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〈 ポントワーズの橋と堰 ポール・セザンヌ 1881年 街の発展を意味します 〉

 この作品は、セザンヌ42歳ピサロと共に、ポントワーズに滞在した時の油彩です。鉄道の橋や堰に近代化の広がりを感じていることがわかります。



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〈 舞台袖の3人の踊り子 エドガー・ドガ 1885年 うつむく娘が目立ちます 〉

 この作品は、緊張する踊り子のそばでシルクハットの男が耳打ちする思わせぶりな場面です。素早い荒いタッチで、緊張を掻き立てます。

<評価 60クラス>
 ベルト・モリゾは、1841年フランス・シェール県生まれの印象派の女性画家です。姉エドマとともに、バルビゾン派のカミーユ・コローに師事。23歳で入選も果たしています。27歳でエドゥアール・マネと出会い、モデルとなり恋仲になります。ルノアール、詩人マルラメとも親しくなりました。絵は描き続けていて、フェミニンな女性や母子を多く描きました。33歳でマネの弟と結婚し、夫や娘と幸せに過ごしました。
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〈 ベルト・モリゾさん 体格の良い美人です 〉

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