訪問 5つの妻面を並べる平屋煉瓦 旧東洋紡績(株)富田工場原綿倉庫

 5つの妻面を並べる平屋煉瓦 旧東洋紡績(株)富田工場原綿倉庫
 JR関西本線富田駅徒歩5分 2019年1月1日(火)訪問
 三重県四日市市富洲原町2−221
 イオンモール四日市北
 煉瓦造平屋建て 瓦葺
 大正14年建築


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〈 幹線道路に5妻面を並べて目立ちます 19.1.1撮影 〉

 JRと近鉄名古屋線、三岐鉄道三岐線が交差する周辺は住宅が密集する場所にあります。



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〈 倉庫だけに大きい 連結して地震の揺れにも耐えます 〉

 現在はイオンモール。郊外の一戸建ての住宅が多く、旧工場が大型店舗に変わって当然の場所といえます。



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〈 頂部に屋号があったようですが今となってはわかりませんね 〉

 東洋紡績施設のなかで最大規模を有した工場の原綿倉庫で、敷地東南辺に沿って5つの妻面を並べています。原綿は加工前のまだ精錬されていない綿です。



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〈 イギリス積みの煉瓦 フランス積みより強度が強いらしいです 〉

 桁行18メートル梁間9メートル規模で、切妻造の庫室5棟が一体となった形態です。



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〈 補強のパッドレス 地震に弱いレンガ壁には必要です 〉

 煉瓦造壁の周囲には要所に目立たないバットレスを残しています。



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〈 オシャレな飲食店 レンガ建物が心地良い人は多いでしょう 〉

 レンガ棟という名称でレストランとして活用されています。



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〈 倉庫なので窓は少ない 上下の凹凸で意匠付けています 〉

 木造トラスの構造で、屋根はセメント瓦葺、外部は煉瓦造仕上げ、基礎は煉瓦造布基礎です。入り口上部に換気窓を設け、内部は煉瓦造で側壁を格子組の材で保護していました。



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〈 広場のモール感の楽しさの演出にレンガ棟が一役買っています 〉

<評価 60クラス>
 東洋紡績は、四日市の三重紡績と渋沢栄一の発案した大阪紡績が大正3年に合併して誕生した名門の紡績会社です。富田工場は、大正7年に完成した第1工場をはじめ、昭和9年までにミシン糸工場、原綿倉庫、ガス焼室、事務所、学院、講堂棟、社宅、寮などが建設され、20万平方メートルあった敷地は、東洋紡績のなかで最大でした。

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