散策 神戸異人館のシンボル 美しくそびえる煉瓦外壁 風見鶏の館

 神戸異人館のシンボル 美しくそびえる煉瓦外壁 風見鶏の館
 山陽新幹線新神戸駅徒歩11分 2018年9月27日(木)散策
 兵庫県神戸市中央区北野町3丁目13−3
 旧トーマス邸 国重要文化財
 神戸市施設
 地上2階地下1階塔屋付
 明治42年建築


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〈 煉瓦外壁 東南隅の塔屋屋上に風見鶏があります 18.9.27撮影 〉

 最寄りの新神戸から南口を南西に北野通りを歩いてくると、フラットなところにこの風見鶏の館、観光案内所、萌黄の館があります。



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〈 2階の石造りのバルコニー 下は角柱で支えています 〉

 煉瓦風の外壁と堂々とした高く延びる2階建ては、横浜の外交官の家を思わせます。



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〈 1階は煉瓦造 2階は木造ハーフティンバーが美しいです 〉

 煉瓦造、石造、木造で一部3階建、半地階および塔屋付、寄棟造、スレート葺と個人の住宅らしい複雑な創意を加えています。



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〈 左側に6角アーチ形の出窓 個人宅の装飾性が嬉しいです 〉

 元は、ドイツ人の貿易商ゴットフリート・トーマス氏の個人住宅として、ドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデの設計により建てられました。



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〈 アールデコ調のシャンデリア ドイツらしくない優美さがあります 〉

 ネオ・バロック様式を基調とし、ドイツ風の重厚なデザインを感じさせます。ネオ・バロックは、建築そのものだけではなく、彫刻や絵画を含めた芸術性を構成し、複雑さや多様性を示します。



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〈 家具も当時 フィレンツェ・ベッキオ宮殿の屋上の四角です 〉

 その後、実業家で元厚生大臣の山縣勝見が買いましたが、山縣の長男と隣家の萌黄の館の小林家の娘はのちに結婚しています。



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〈 磨りガラスが豪華 蔦をからめてプライバシーを保ちます 〉

 茶褐色の外壁は、灰色であったものを神戸市によって塗り替えられました。



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〈 カーテンも当時 建築の青春様式を思う花の柔らかい曲線美です 〉

<評価 85クラス>
 ネオ・バロック様式の館を設計したドイツ人ゲオルグ・デ・ラランデは、1872年ドイツ生まれで、日本で設計事務所を開きました。ベルリン工科大学で学んだ後、横浜に渡り東京、京都、大阪、神戸、朝鮮など各地で仕事をしました。日本の建築様式にユーゲント・シュティールと呼ばれる、美や快楽と実用性を融合させた青春様式をもたらしました。具体的には、動植物や女性のシルエットなどをモチーフとし、柔らかい曲線美を特徴とします。

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