歩く テレジア・イエローの黄金の宮殿 バロック調のシェーブルン宮殿

テレジア・イエローの黄金の宮殿 バロック調のシェーブルン宮殿
 地下鉄4号線シェーブルン駅徒歩6分 2018年5月3日(木)歩く
 Schönbrunner Schloßstraße 47, ウィーン、オーストリア


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《 両翼が張り出したバロック調の黄色い外観です 18.5.3撮影 》

 シェーブルンとは、美しい泉という意味で、17世紀初頭に皇帝マティアスが近くの森で澄んだ泉を発見したことから名付けられました。



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《 避暑地の離宮としては壮大 1000人もの人が働きました 》

 設計はバロック建築の巨匠フィッシャー・フォン・エルラッハ。1656年オーストリア・グラーツ生まれで、市内のカールス教会、ホーフブルク王宮などハプスブルグ家の宮廷建築家となりました。



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《 ファサード上部に笑顔のある付け柱のイオニア巨柱です 》

 マリア・テレジアの時代に大改築が行われ、1749年にロココ様式を取り入れた宮殿が完成しました。外壁の黄色は、「テレジア・イエロー」といい、当初外壁には金を塗る計画だったが、マリア・テレジアが財政状況を考慮し、黄金に近い黄色にしたという。



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《 屋根の軒に大きな壺 見せたいように飾っています 》

 1441室の部屋がありますが、一般公開はわずか40室です。



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《 外壁のニッチ部分に優雅な装飾のシェルです 》

 大ギャラリーは、舞踏会、レセプションや晩餐会などが主催され、クリスタル製の大鏡や金箔を施した漆喰装飾が目を奪います。



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《 屋根の縁にとっくり形をゴツくした手すりです 》

 皇后のサロンは黄金と白で豪華に飾らた内装と、ロココ調の優雅な家具が調和した空間です。



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《 通路は半円ドーム クリーム色の落ち着いた雰囲気です 》

 鏡の間において当時神童と呼ばれていたモーツァルトがマリー・アントワネットに求婚したという逸話があります。女帝マリア・テレジアの御前演奏で、モーツァルト6歳、マリー・アントワネット7歳の時でした。その後は、マリア・テレジアはモーツァルトをあまり気にいってはいなかったようです。



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《 ベルサイユ宮殿に比し広すぎるせいか安普請です 》

<評価 75クラス>
 宮殿内部は残念ながら撮影禁止です。宮殿外観がバロック様式なのに対し、内部はロココ様式でオーストリア芸術文化の水準の高さがわかります。さすがは帝国の首都、ヨーロッパ文化が凝縮しています。しかし、ロココ様式で有名なベルサイユ宮殿に比べるとフラットな印象です。舞踏会や晩餐会などの大広間が宮殿の見どころですが、天井画やガラス、金箔もベルサイユ宮殿ほどの圧倒感がなかった点が象徴的です。

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