拝見 沖縄久米島のヤジャーガマ遺跡から均整の美しい類須恵器

 沖縄久米島のヤジャーガマ遺跡から均整の美しい類須恵器
 ゆいレールおもろまち駅徒歩7分 2018年1月2日(火)拝見
 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1-1
 沖縄県立博物館美術館


《 類須恵器壺形 ヤジャーガマ遺跡 たたき模様です 18.1.2撮影 》

 この作品は12世紀頃の類須恵器で、表面は灰色で均整の取れた美しい壺形です。類須恵器は、11世紀~14世紀頃に琉球列島で広く流通した素焼きの陶器です。



《 壺形土器 口元から一気に膨らむ壺形です 》

 須恵器とは、陶質土器(青灰色の陶器)のことで、似ているので類・須恵器と名付けられました。



《  滑石製石鍋 出土不明 グスク時代 軟らかい石で彫りやすい 》

 この滑石製石鍋は、本土では長崎県を中心に平安時代から室町時代にかけて石製鍋として作られました。



《 類須恵器 鉢形  口が大きめで縁が広めに開いています 》

  沖縄では、滑石製石鍋を真似、陶土に滑石粉末を混ぜ込んだ土器を製作しました。



《 鏡 稲福上御願遺跡 鏡面の裏にある紐通しの突起です 》

 この作品の稲福上御願遺跡は、南城市大里字稲福の標高170~180メートルの場所にある遺跡。160の柱穴跡が発掘され、鉄製の矢尻や陶磁器が出土しました。



《  中国産黒釉陶器 碗 糸底が小さくて倒れやすいです 》

 この作品の黒釉は、釉薬中に鉄分を多く含み、銅を用いると紅釉、コバルトを用いると瑠璃釉となります。


《 鎧の金具 南城市 14~15世紀 胸当ての部分でしょう 》

 沖縄県南城市の糸数城跡(いとかずじょうせき)で、鉄製品として鎧の金具のほか釘、錐、鏃、刀子、釣針、鍋など見つかっています。



《 中国産青磁 壺 青みがかった翡翠のような美しさです 》

  青磁は、酸化鉄系の釉薬が還元焼成されて青緑色に発色します。日本出土の中国の青磁は、越州窯系、龍泉窯系、景徳鎮窯系などです。

<評価 55クラス>
 類須恵器の出土したヤジャーガマ遺跡は、 沖縄県久米島北西部の内陸にある洞窟です。琉球石灰岩が侵食されてできた鍾乳洞で全長約800mです。3カ所の開口部には貝塚があり、洞窟の中からは貝塚時代後期の土器やグスク時代初期の土器や貝製品、類須恵器、炭化米、炭化麦などが出土しています。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック