散策 大正時代から続く 大谷石の蔵造り宇都宮大学旧図書館書庫

 大正時代から続く 大谷石の蔵造り宇都宮大学旧図書館書庫
 JR東北本線宇都宮駅バス15分 2017年3月20日(月)散策
 栃木県宇都宮市峰町350 
 旧宇都宮高等農林学校図書館
 石造り2階建て
 大正13年建築


《 全面大谷石で倉庫のように使われています 17.3.20撮影 》

 設計図や設計者の記録が残されておらず、現在は活用されていません。



《 裏面 ミソ(穴)がたくさんあり強度がなさそうです 》

 建立当時は隣接する本館に閲覧室や事務室があり、渡り廊下で連結されていて、講堂とともに本館から頻繁に行き来していたという。



《 頂部の屋根付近の菱形模様 安山岩のような火山岩です 》

 図書館が先に建てられ、後に蒸留室、車庫等が大谷石を用いて建てられ、石造建物が最大 10 棟あったことが記されています。



《 左の大谷石書庫と右の煉瓦造り倉庫が通路でつながります 》

 1.5 m× 11.2 mの大谷石組積み造りの 2 階建てです。



《 煉瓦造り書庫は枠組みの補強材で支えられています 》

 小屋組は鉄骨造トラスであり、山形鋼部材がリベット接合されています。



《 ファサードの裏とは言え北側は黒カビが生えます 》

 1階床は地上から約1m高くなっており、大谷石の引き分け扉が付いた床下換気口が設けられています。



《 鬼瓦に相当する部分はあっさり崩れています 》

 2階は床は木造であり、内部空間は、1階は天井高 2.5m と抑えらているのに対して、2階は切妻屋根の頂部で 5.9m と開放的です。



《 裏面 窓のフレームを大谷石なら自由自在です 》

<評価 55クラス>
 建物の内壁は大谷石にモルタルが塗られており、2階の腰壁より上は、モルタル仕上げの上に木下地クロス張りとなっています。大谷石の中でもミソありの陰影のある素材感により重厚な印象を与えています。また、開口部のまぐさ等の枠には丈夫な芦野石(あしのいし)が使われています。

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