散策 改修工事で堅固に蘇ったゴシック建築 東京国立近代美術館工芸館

 改修工事で堅固に蘇ったゴシック建築 東京国立近代美術館工芸館
 東京メトロ東西線竹橋駅徒歩10分 2016年12月24日(土)散策
 東京都千代田区北の丸公園1-1
 重要文化財 入館料210円
 2階建煉瓦造
 明治43年建築


《 煉瓦造りですが内部はコンクリート補強してシャープな印象です 16.12.24撮影 》

 竹橋駅から東方面へ皇居北の丸前のゆるい坂を上り詰めると正面右に見えてきます。人間国宝の工芸品を多く保管展示しています。



《 皇居反対の南側の法務省赤煉瓦と同じようにシャープ感があります 》

 旧陸軍の近衛師団司令部庁舎としての頑強な赤煉瓦が嬉しくなります。



《 アーチ型の入り口 コリント柱の延長でアーチを組み合理的です 》

 両翼の張り出した対照形の2階建てゴシック建築です。



《 垂直方向の曲線が多数並び上昇への推進を感じさせます 》

 正面中央の玄関部に小さな八角形の塔屋をのせています。



《 床下換気口の蓋は星型で美しいが大きな虫・鳥まで素通りしてしまう 》

 両翼部に張り出しがある簡素なゴシック様式の建物です。



《 中央の八角塔屋やドーマーは美しいが外壁に比べやや落ちます 》

 文化庁は、東京五輪までに工芸館の金沢市本多の森への移転を発表しました。



《 中央の階段室は木製の手摺りを耐震工事にもかかわらずよく残しています 》

 石川県の本多の森は、兼六園に隣接し、煉瓦調の旧軍施設や美術館、21世紀美術館、歴史博物館など他県にない文化施設の集中にすでに見せています。



《 2階シャンデリアは旧軍にあっては人間味を感じる社交でしょう 》

<評価 70クラス>
 工芸館は、昭和47年に重要文化財に指定されています。昭和52年の開館に当たり、改修工事を行い、外観は屋根が桟瓦葺きからスレート葺きに変更されたのみだが、内部躯体は煉瓦壁の内側をコンクリート補強し、耐震・防音・断熱工事が施され、中央階段付近以外はすっかり変わってしまった。しかし、指定としての最低限の工事であった。

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