訪問 洋風円柱の西蔵と和風角柱の東蔵 大谷石建築の対比

 洋風円柱の西蔵と和風角柱の東蔵 大谷石建築の対比 
 JR宇都宮駅バス25分 2014年8月29日(金)訪問
 栃木県宇都宮市大谷町1088
 西蔵明治41年、東蔵明治45年建築
 


《  洋風で寄せ棟屋根の西蔵が異様を放ちます 14.8.29撮影 》

 道から一段高く冠木門が開かれ、両側に大谷石を積んだ2棟の石蔵が並び建ちます。



《 アーチ窓と円柱の意匠は洋風のお城を思わせます 》

 西蔵は、正面に向かって左側で寄棟屋根、円柱や曲線を使った洋風建築です。



《 対照的に東蔵は角柱で洋風意匠だが外観は和風です 》

 東蔵は、向かって右側で切妻屋根、角柱や直線を使った和風建築です。



《  大谷石は重厚な感じがするが加工しやすいので刻んだ石が見られます 》

 外観は2棟とも、軒や窓廻り、壁面の扱いなど、大谷石の建築では珍しく濃厚な洋風意匠になっています。



《  多孔質なので外壁をケアしないと汚れやカビが目立ちます 》

 居住用の西蔵は、より本格的な洋風意匠を採用しながら曲線や繊細な装飾を用います。



《 切り妻屋根の東蔵 3本の角柱が縦に揃い力強いです 》

 倉庫の東蔵は、硬く力強い表現が目立つなど、和風の特徴を有しています。



《 鬼瓦に替わるチョウチョのような結びと小さめの瓦です 》

 大谷街道より大谷の信号を入り、右側の坂の上に見えてきます。



《 換気口を開けた石はカッチリ角が出ていて固い石のようです 》

 設計は、店主が自ら手がけたと言われています。



《  坂道をはさんで西と東が対比 冠木門が西蔵に被っています 》

<評価 55クラス>
 大谷石を用いた石蔵は、大谷町を中心に県内各地に数多く分布しているものの、比較的小規模かつ新しいものが多い。明治中期以前の古い石蔵も散見されるが、原則としてそれらは木造の骨組みに薄く切った石板を張り付けたもので、全国的にみても、この種の石蔵が石材を積み上げた純然たる石造建築として普及するのは明治後期以降です。

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