荒川ストーリー35 水争いを公平に収めた 寄居町用土の円筒分水工

 水争いを公平に収めた 寄居町用土の円筒分水工
 JR八高線用土駅徒歩30分 2014年4月13日(日)訪問 
 埼玉県大里郡寄居町用土円
 円筒分配数3
 昭和29年頃建築



《 外円の堰の幅によるので分配量がわかり易いです 14.4.13撮影 》

 農業用水などを一定の割合で正確に分配するために用いられる利水施設です。



《 内円から水がサイホン原理でわき出ます 》

 円筒状の設備の中心部に用水を湧き出させ、円筒外周部から越流、落下する際に一定の割合に分割される仕組みとなって
います。



《 切り欠け=スリットから自然と溢流します 》

 地域によっては円形分水とも呼ばれます。



《 越流口 サイホンの原理により互いに水量調整します 》

 英語では、円筒分水 英: circular tank diversion と呼ばれます。



《 分水公工横に大きな桜の木 見頃でした 》

 円良田湖(ダム)から鐘撞堂山(かねつきどうやま)を地下トンネルでくぐり抜けて運ばれた水がこの円筒分水に運ばれます。



《 分水先 綿密な契約に基づく農業用水に使われます 》

 ここから3方向へ分水し、寄居町用土地区の水田を潤しています。



《 水位で決めるため位置や高さが水管理に影響します 》

 スリット溢流(いつりゅう)式は、 各用水路に分配する直前に、内円筒の開口部から溢流する間口(切り欠け=スリット)の数で分配量が明確に決定されます。



《 農繁期前なので水の流れはない 桜の花びらだけです 》

<評価 60クラス>
 円筒分水の構造は、サイフォンの原理などを利用して円筒中心部に水を導き、その水が円筒外縁部を越流する際に外縁部に設けた仕切りで分配するものや、外縁部に設けた穴の数によって分配するものなどがあります。いずれも動力は使いません。

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