JR高崎線岡部駅徒歩15分 2010年9月10日(日)散歩
埼玉県大里郡岡部町普済寺
大正4年建築
煉瓦造2階
《 入り口は和式門 2階にセグメンタルアーチの窓があります 10.9.10撮影 》
埼玉県の旧岡部村役場です。
《 側面は2段にセグメンタルアーチの窓が連なります 》
岡部小学校と国道17号線に挟まれた場所です。
《 屋根下の装飾は煉瓦を盛り上げふんだんに使っています 》
旧岡部村役場だという。現在は使われていません。
《 セグメンタルアーチ 櫛形をした円弧状の煉瓦組みです 》
入口は日本瓦を配した和風の様式です。
《 煉瓦面は普通面と小口面が交互となるイギリス積みです 》
セグメンタルアーチの窓が数多く配置されています。
《 煉瓦壁の厚さは30cmくらい 揺れ強度がないので厚さが必要です 》
セグメンタルアーチは、煉瓦アーチの組み方で半円形より小さな円弧形をなしているアーチを言う。櫛形アーチ、円弧アーチともいう。セグメンタルとは、部分から成るという意味です。
《 窓は洋風の上げ下げ窓です 》
使われている煉瓦は深谷市の日本煉瓦製造で作られました。
《 煉瓦の蔵という感じで窓はやはり小さいです 》
民家の蔵になっています。
《 屋根は和瓦 国道17号から少し入ったところです 》
<評価 55クラス>
深谷はたくさんの煉瓦を造った日本煉瓦製造所があっただけに、製造所の周辺に関連煉瓦工場があるし、深谷駅を煉瓦で造り、街おこしを図っています。傷みはあるが街おこしのためにもう少し存続すべき施設です。
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