散策 戦争から平和な文化センターに変わった 旧陸軍東京第一造兵廠本館

 戦争から平和な文化センターに変わった 旧陸軍東京第一造兵廠本館
 JR京浜東北線王子駅徒歩15分 2010年6月30日(木)散策
 北区中央公園文化センター
 東京都北区十条台1-2-1
 中央公園内
 昭和5年建設
 鉄筋コンクリート造3階建て、地下1階


《 公園内の白亜の文化センターとして区民に利用されています 10.6.30撮影 》

 戦前の昭和5年に、陸軍東京第一造兵廠(兵器工場)の本部として建てられた。



《 入り口ゲートの両側上部に丁寧な力強い紋章があります 》

 造兵廠は、武器・弾薬などの設計・製造・修理などを行い、その蓄積のために使われる軍隊直属の工場、及び機関のこと。



《 窓周辺を見れば壁が厚いことが分かる 本館だけにさらに強固です 》

 明治時代から戦前にかけては東京第一陸軍造兵廠があり、陸軍で使われる銃弾などの兵器を製造していた軍用地であった。



《 アーチ部分はチューダー様式  照明がないので暗いです 》

 戦後米軍が接収し、昭和36年にキャンプ王子となった。



《 コの字型の建物の上部にはすべて丁寧にコーニスを回します 》

 米軍接収後はもとの茶色から白色に塗装された。



《 入り口入った照明はシャンデリア風 ガラスシェードが明かりを増幅します 》

 昭和43年にベトナム戦争の激化に伴い、米軍王子野戦病院が開設された。



《 公園の木々が周囲を取り囲み建物が顔を出す感じです 》
 
 野戦病院の閉鎖運動や日本への敷地返還などを求めたデモなども付近ではしばしば行われていた。



《 建屋裏側の窓から見る壁の厚さは要塞のようです 》

 昭和46年に返還され、 現在は、図書館や会議室として利用されている。



《 入り口の車寄せ 米軍病院の時も盛んに出入があったのでしょう 》

 白亜の建物が語る昭和の歴史です。



《 下地のレンガが見える  白亜に塗られたのは米軍に収容されてからです 》

 昭和46年に区をあげての返還運動と多くの人々の努力が実り、日本に返還された。


《 白亜の壁をよく見ると重ね塗りの浮き上がりがところどころ見られます 》

 昭和56年、半世紀にわたり戦争と平和を見つめ続けてきた建物は、文化センターとして生まれ変わった。



《 跡地の中央公園内には野球場とテニスコート、散策コースがあります 》

 特徴ある外観から、ドラマや映画のロケなどにもしばしば利用されています。



 
《 公園に隣接して陸上自衛隊十条駐屯地と東京成徳短期大学があります 》

<評価 55クラス>
 左右対象でコの字型の建物です。中央が高く山のように盛り上がった様子は司令本部を思わせる。外観は手入れが行き届いており、美装である。内部は階段室が大きく当時の本部を思わせる。このまま長く平和の象徴として市民に利用されることを望みたい。

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