散策 エンタシスの柱が並ぶ和の門 東京藝術大学美術学部

 エンタシスの柱が並ぶ和の門 東京藝術大学美術学部
 JR東北線上野駅徒歩7分 2010年2月2日(火)散策
 東京都台東区上野公園

 東京藝術大学の美術学部の正門横に昔からの門があります。


《 芸大の洋風の建物の間に挟まれて和の瓦の門が据わります 10.2.2撮影 》

 柱が古代ギリシャや法隆寺と同じエンタシスです。



《 エンタシスの柱 借景で奥の白い柱と重なります 》

 エンタシスは建築において、円柱の下部から上部にかけて徐々に細くした、もしくは中部から上部にかけて細くした形状です。



《 柱といい天井といい木造を前面に出し日本古式を意匠としています 》

 古代ギリシャ発祥の建築方法です。



《 柱の根締めに小判型の花びらのような木彫りの装飾です 》

  エンタシスを施した柱を下から見上げると、真っ直ぐに安定して見える錯覚を生むため、巨大建築物の柱に用いることが多い。


《 小さなコンクリートレンガと木の板を交互に挟む壁 初めて見ました 》

 法隆寺の柱は中央部よりすこし下が一番ふくれており、ギリシャのエンタシス式の柱とは少し異なります。



《 天井を支える木の高度な組み木 輪で支える部分もあり和の技術を示すよう 》

 このエンタシスの柱は建造後に削られて今の形になったと昭和修理の調査調から判明しています。



《 鬼の顔がはっきり見える鬼瓦 古来からにらみつける伝統です 》

 下から見た際、柱がまっすぐに見えるよう錯覚を考慮にいれて後から今の形にしたと思われます。



《 木の三角組を支える柱も複雑丁寧な桐のような木の装飾です 》

 門が閉まっていることが多いが今日在校生展覧会で開いています。



《 鬼のこわい顔が遠くをにらむ 外から入ろうとする邪気を追い払う魔除けです 》

<評価 55クラス>
 芸大の美術と聞くと西洋風の現代美術を思うが国立にあっては和を大切にすることを意識させられる。この門は詳細不明だが小さなコンクリートレンガと木の板を挟む壁があったり木の三角組を支える柱も木の装飾であったり日本の和の技術をいっぱいに魅せている。和の伝統を遺産としています。

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