拝見 生物の多様性を脅かす特定外来生物展示

 生物の多様性を脅かす特定外来生物展示
 東武東上線鉢形駅徒歩20分 2009年12月6日(日)拝見
 さいたま川の博物館

◆外来生物とは、人間の活動によって本来生息していなかった地域に持ち込まれた生物のことを指す。現在、日本の野外に生息する外来生物は2000種類いるといわれており、例えば、オオクチバス、アメリカザリガニ、シロツメクサなど。
◆地域の自然環境に大きな被害を与え、生物の多様性を脅かすものを、特に侵略的外来生物という。対策として、侵略的外来生物の分布拡大を阻止し、地域から排除することが重要。


《 全長14cm。背面の羽毛は暗緑色。眉斑から頬は薄い黄色 》

 相思鳥  営巣場所が競合するウグイスやオオルリが駆逐される危険があり、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている。


《 体長約 22-25cmで、嘴と尾が長い。全体的に茶褐色でかなり地味です 》

 画眉鳥  里山の生態系においてツグミやシロハラ、アカハラといった地上採食性のヒタキ科鳥類のニッチを駆逐する可能性がある。



 ブラックバス  魚食性が強く、日本列島に移入されたことで在来種が減ったとする主張がある。 


《 体長11-18センチメートル オスの背面は暗緑色で淡黒色の斑紋がまばらにあります 》

 ウシガエル  大型かつ貪欲で、環境の変化に強い本種は在来種を捕食してしまうことが懸念される。


《 背甲には3対の筋状の盛り上がりが入る 縁甲板の後部は尖ります 》

 カミツキガメ  人間にとって危険であるというだけではなく、雑食性であり水草、昆虫、甲殻類、魚類等を食べる。


《 体長15cm 日本のザリガニと比較してやや大型 はさみの可動肢に白い斑点 》

ウチダザリガニ  食性は雑食であるが、気が荒く共食いをすることが多い。在来種のニホンザリガニの生息域と競合。阿寒湖でも天然記念物のマリモが食害にあっていることが判明。


《 東南アジアや南米などに生息している外国産が日本各地の野山で発見されています 》

 外来クワガタムシ・カブトムシ  在来種を駆逐したり、在来クワガタムシ・カブトムシと交雑して遺伝的攪乱をおこす可能性が懸念されている。


《 河原や空き地などに群生し、花期は秋で、濃黄色の小さな花を多く付けます 》

 セイタカアワダチソウ  アレロパシー(他に影響を与える)を有しており、根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。ススキ等その土地に生息していた植物を駆逐する。


《 ウリ科の大型のツル植物で1年生草本 北米原産 》

 アレチウリ  花の後には白いトゲに覆われた実がなる。繁殖力は凄まじい。
< 評価 60 >
 生物はもともと天敵と呼ばれるような生物に対しては、さまざまな防御を進化させてきたので、従来からいる天敵によって絶滅にまで追い込まれることは少なかった。
 しかし、外来生物のようにそれまでいなかった生物が極めて短期間に持ち込まれた結果、その種に対して防御を持っていない在来種が捕食され、生態系が大きく変化してしまう例が世界中で報告されている。ほとんどが無知からくる善意であるが、人間の生命を脅かすものも少なくない。駆除に数年単位で数億円の費用がかかるため注意が必要である。

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