拝見 昭和初期の荒物屋 正面銅板張りの丸二商店

 昭和初期の荒物屋 銅板張りの丸二商店
 JR中央線武蔵小金井駅バス5分 2009年10月4日(日)拝見
 江戸東京たてもの園
 昭和初期建築


《 正面が魚のウロコのようなメタリック 緑青混じりの銅板つなぎです 09.10.4撮影 》

 平成10年復元 木造2階建て。


《 銅板を挟み込むような取り付け 雨が染み込むと思う 》

 千代田区神田神保町3丁目にあった。金物など日用品を扱った店を荒物屋といった。


《 奥は木造の居住部分 安上がりに仕上げてあります 》

 看板建築は、建物前面を平坦としてモルタルや銅板で仕上げて装飾をつけた建物。


《 店舗と住居部分がはっきり分けられている 改装も自由自在でしょう 》

 看板のような平坦な壁を利用して、擬洋風な自由なデザインが試みられた。


《 洋風に見せるのも住人の思いつきであろう 手作り感があります 》

 正面を江戸小紋のパターンを用いた銅板張りで仕上げている。


《 住まい部分は下町の商人は質素です 》

 小さい銅板片を巧みに組み合わせて模様をかたち作り、建物の正面を飾っている。


《 昭和10年代の照明はトーチ型です 》

 店内は昭和10年代の様子を再現。裏手には長屋も移築し、それとともに路地の様子も再現している。


《 銅板は加工もし易いし腐食に強い 青や黒に変色します 》

 商品棚に収まらず天井から吊り下げる展示の仕方が懐かしい。


《 銅板の装飾壁と擦りガラスでは夏は暑く冬寒いです 》

 住宅店舗兼用なので、二階へ階段が急勾配。


《 昭和初期下町は単純な四角の建物が軒を連ねて密集しています 》

<評価 55クラス>
 昭和初期は和風住宅を急いで洋風店舗に仕立てたのであろう。下町の商売人が苦肉の策でリバーシブルな看板建築をするアイデアと柔軟性は評価できる。フロントだけを擬洋風にするのは器用な日本人の知恵なのでしょう。

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