荒川ストーリー12 荒川源流域の4つのダム

 荒川源流域の4つのダム
1 秩父で最も古い 農業用水の二瀬ダム
 埼玉県秩父市大滝 県道 278 号線
 高さ95m 昭和36年完成 国事業

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〈 やや珍しい黒部と同じアーチダム 岩盤を利用し費用が安いです 〉

 荒川総合開発事業の基幹施設として造られた多目的ダム。ダムの型式は重力式コンクリートダムとアーチ式コンクリートダムの利点を兼ね備えた重力式アーチダムであり、ダムの高さは95mである。荒川沿岸の洪水調節、荒川沿岸の既得農地に対する慣行水利権分の農業用水補給を図る不特定利水、および埼玉県企業局による水力発電が目的の多目的ダムである。
 ダムによってできた湖は、秩父湖と呼ばれています。

* 重力式コンクリートダムは、コンクリートの重量を利用しダムの自重で水圧に耐えるのが特徴である。一方アーチ式コンクリートダムは、アーチ止水壁にかかる水圧を両側面の岩盤を利用して支える型式のダムで、岩盤が強固なことと、コンクリート使用量が少なくて済む特徴がある。

2 堤防の高さを誇る 見学しやすい浦山ダム
 埼玉県秩父市荒川久那4041
 高さ156m 平成10年完成 国事業



《 浦山ダムは国道から見える 市街地すぐのダムは珍しいです 09.9.16撮影 》

 荒川支流の浦山川に建設された多目的の重力式コンクリートダム。洪水調節と水道用水の確保及び発電などが目的。ダムは当初堤高165.0mの中央土質遮水壁型ロックフィルダムとして計画されていた。当時から日本では屈指の大ダムであったが後に事業費節減と地質調査の結果から重力式コンクリートダムへの変更が可能となり、堤高156.0mのダムとして施工されることとなった。重力式コンクリートダムとしては奥只見ダムに続き全国2番目の高さを誇り、関東地方では奈良俣ダムの158.0mに次ぐ規模の堤高を誇る多目的ダムである。
 ダムによってできた湖は秩父さくら湖と呼ばれています。



《 資料館が充実 湖は広く色はエメラルドグリーンです 》


3 新しく二瀬の向かいにできた滝沢ダム
 埼玉県秩父市大滝3021
 高さ140m 平成20年竣工 国事業



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〈 大滝は紅葉が美しく ハープ橋からの眺めがよいです 〉
 荒川支流の中津川に現在建設中の重力式コンクリートダム。洪水調節と水道用水の確保及び発電などを目的としている。
 高さ140.0メートルの重力式コンクリートダムで、荒川水系では堤高では同じ秩父市にある二瀬ダムより流域面積は小さく、浦山ダムより堤高は低いものの、ダムの規模としては、埼玉県内最大である。ダム建設に対する反対運動で事業が長期化したダムとしても知られるが、平成20年に竣工した。しかし、試験湛水中から複数発生している地すべりが沈静化しないため、本格的な運用には現在まだ至ってはいない。
 ダムによってできた湖は、奥秩父もみじ湖と呼ばれています。

4 埼玉県管理の小規模の合角ダム
 秩父市吉田町上吉田4850−1
 高さ61m 平成11年完成 県事業



《 合角(かっかく)ダムは高さはあまりない 車で周遊しやすい 08.5.20撮影 》

 荒川水系の吉田川に建設された重力式コンクリートダム。洪水調節と水道用水の確保などが目的。埼玉県が管理する補助多目的ダム。
 高さ60.9メートルの重力式コンクリートダム。吉田川及び荒川の治水と秩父市への上水道供給を目的としている。
 ダムによってできた湖は、西秩父桃湖と呼ばれています。


《 湖の色は深いグリーン 近くにインフォメイションと食堂があります 》

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