散策 流し漉きが特徴 東秩父村の和紙の里

 流し漉き(すき)が特徴 東秩父村の和紙の里
 東武東上線小川駅バス15分 2009年8月9日(日)散策
 埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂634番地
 入館料300円
 昭和63年開館 
 


《 和風建物が文化伝習館など8棟も並びます 09.8.9撮影 》

 和紙はお隣の小川町が有名だが、東秩父村の川沿いの農家でも、清流を利用し手漉き和紙を農閑期の副業として行い受け継いできました。



《 ゆったり休んだり紙漉き体験で半日遊べます 》


手漉き和紙が出来るまで
1.楮(こうぞ、原料)を煮る[白皮]
    木灰・ソーダ灰・石灰などで煮る
2.楮のあくを抜く[皮晒し(さらし)・タンク]
3.楮のちり取り
4.楮の打解[打解機・ビーター]
    白皮を細い1本1本の繊維に分解
5.紙漉き[流漉き=和紙の特徴、トロロアオイを添加]
    トロロアオイは、紙漉きをしやすくしたり紙の地合を良くする
6.湿紙のしぼり[湿紙の圧搾・脱水]
7.乾燥[天日乾燥・火力乾燥]
8.検査・選別
9.仕上げ[切断・包装]



《 細川紙の名は和歌山県伊都郡高野町細川村の由来です 》

 和紙の技術的特徴は流し漉きにあります。当初、和紙はきれいにするほど強度がなくなってしまった。その後、紙すきのときにトロロアオイやノリウツギなどの植物から採取される透明の粘液(トロロ)を混入することによって、繊維に粘り気がでて、強い紙ができるようになりました。



《 ねばりのもとトロロアオイの保存はホルマリン液です 》

 この手漉き和紙は細川紙の名で知られます。



《 和紙製造所入口 紙漉体験ができる 葉書やタペストリー作成します 》

 細川紙(ほそかわがみ)は本来,和歌山県伊都郡高野町細川村ですき出した紙といわれます。



《 敷地内の手打ちそば・うどんのすきふねです 》

 特に江戸開府以来、障子紙や各種用紙類の需要増により、紙漉戸数も近在あわせて800戸にも及ぶ盛況をみせ、有力な地場産業になりました。



《 研修会館が大きくて渋くてびっくり どんな集会があるのかな? 》

 しかし、戦後の生活様式の変化や洋紙などに押されました。



《 民家前の和風庭園は年季が入り手入れもされています 》

 手漉き和紙を地域おこしに考え、武士館跡付近一帯を和紙の里として整備しました。



《 細川紙紙漉家屋 紙漉農家の雰囲気が周りの景色に溶け込みます 》

 紙漉体験ができる和紙製造所。貴重な資料を展示ふるさと文化伝習館。紙漉農家を移築復元した細川紙紙漉家屋。研修や集会などに利用できる研修会館があります。



《 和紙製造所裏手の広場 囲む形で棟が並びます 》

<評価 65クラス>
 東秩父村役場を抜けてなにもないところに突然和紙の里が現れる感じです。8棟の木造建築がそれぞれ特色があり渋い和風の味があります。研修会館など大きくて古風なのでなんの研修をするのか思わせぶり。紙漉農家の民家も庭園に溶け込んでいます。各体験が充実していればひとつの里として十分楽しめます。

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