荒川ストーリー9 荒川流域の深谷断層を歩く

 荒川流域の深谷断層を歩く
 JR高崎線籠原駅徒歩40分 2009年7月19日(日)歩く
 埼玉県深谷市
 籠原駅南口発 三ヶ尻小 神社 観音山 明戸駅着 
 

《 後からできる学校は不安定な地質にできるが避難所になり問題です 09.7.19撮影 》

 古くから地形の変位は土地の開削や水路形成の基礎になりました。水は変位地形の末端である崖線(けいせん)に沿って流れます。今回、荒川扇状地の直下を走る深谷断層を歩きました。
 活断層とは、最近数10万年間に、おおむね1千年から数万年の間隔で繰り返し動いてきた跡が地形に現れ、今後も活動を繰り返すと考えられる断層を活断層と呼びます。関東地方の地下には太平洋プレートとフィリピン海プレートが存在し、いくつもの地震活動域があります。



《 中央の木で囲まれた集落は荒川の氾濫から守るためにできました 》

 そのうち、埼玉県に被害を与える可能性があるのはフィリピン海プレート境界で発生する地震と、活断層で発生する地震です。



《 深谷川本付近に多い湧水 断層崖に湧水がよく見られます 》

 活断層で発生する地震は、震源域が非常に浅いため、兵庫県南部地域地震のように非常に激しい被害をもたらすことがあります。



《 深谷観音山の古い地層 非常にもろく崩れやすい 》

 深谷断層は関東平野北西縁断層帯といわれる断層帯です。観音山は、古い地層が浸食をのがれることによって残された残丘状の丘陵です。



《 県内では唯一ここだけに見られる地層で火山石があります 》

 観音山や仙元山は、深谷断層と江南断層間の、地層が相対的に隆起する位置にあたり、そのために浸食からのがれたのではないかと考えられるという。



《 深谷川本付近の荒川 川は断層のとう曲崖(断層地表面)にできる場合が多いです 》

 < 評価60クラス >
 埼玉県は地層に火山噴火による降灰あとがないため、地層判定の大きな障害となっています。火山が近くにないことと風向きでしょう。降灰は一時期に広範囲であるため、地層の年代の決め手になります。上部に軟らかい地層が堆積している場合、基盤がずれて断層になっても、地表近くでは崖をつくるまでに至らず地面をたわませる程度にしかならない場合が多い。この現象をとう曲といい、地表面にできた段差をとう曲崖という。深谷断層は物理探査の結果、とう曲であることが分かっているという。
 

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