経済 中国製ギョーザ中毒事件に対する日本人の怒り

 中国製ギョーザ中毒事件に対する日本人の怒り
1 中国製ギョーザ中毒事件
 記事に、『中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、健康被害が出たと保健所や医療機関に訴えた人は、44都道府県の1702人に上ったことが、厚生労働省の2日夜までの集計で分かった』という。しかし、『新たにメタミドホスが検出されたり、有機リン系中毒が疑われたりする症例はなかった。いずれも、同省は中毒とは無関係と判断した。』と続いた。
 まだ、調査は続いており真相は明らかではないが、現時点では、日本、中国とも自国内での原因に否定的で、原因確定には時間がかかる様相だ。
 まだ、事件は途中であるが、今回の食品中毒事件に対する日本人の怒りは半端ではない。直接の健康被害は2県数人であるが、記事によれば44都道府県の1702人の人が自分もと不安になって保健所や医療機関に訴えた。その結果は中毒とは無関係である。本来なら、訴えた人の多さと、無関係であった結果を見れば、苦笑していいところだが、その雰囲気はない。まさに日本中の国民が怒っている。ことは、外国製品だからとか、相手が尊大な途上国中国だからということではないようです。 


《中毒ギョーザと同じ工場で食材が製造され、回収されることとなった生協のビーフカレー》

2 日本人の健康意識
 日本人の近年の健康意識は非常に高いと思う。それは、社会が豊かになり安全になるにつれ、長生きをしたい健康に生きたいと思う気持ちが強くなることと関係する。
 もちろん、昔から長寿の薬や養生訓はあったが、現代の健康食品ブームや医療産業の巨大化を見ると、誰もが健康に関心を持つ様子が理解できる。
 このような豊かな時代には、交通事故や公害など被害者に過失がないのに健康を損なうような問題には大きな関心が払われる。それは当然であって、誰もが均一に豊かな生活を享受しているのに、自分だけがなぜこんな不利益を被るのか、運命のいたずらで済む問題ではない。日本では過去にその被害が往々にして安全であるべき食品や患者を治療すべき薬であった例が少なくない。
 先日の血液製剤によるエイズ薬害事件での国民の怒りはすさまじかった。福田総理をはじめ厚生労働省も国の非を認めざるを得なかった。
 
  3 中国政府の対応に真摯な姿勢を期待する
 今回の事件に対し、日本国民の怒りはすさまじい。日本政府が厳格に対応するのは当然である。幸いに、いまのところ中国政府の対応が真剣なことが救いだ。北京五輪の影響だとか種々の詮索は無用。中国政府の真剣な態度に感謝し、成長しつつあることに期待をすることが重要である。日本政府は中国政府と協力して、原因究明に全力をあげるべきだ。今回の事件に対しては、原因をできるだけ早く突き止め、徹底した再発防止策をとることは是非必要だが、より重要なことは、日本国民が事件に対する両国政府の対応を厳しく見ていることに気づいて欲しいと思う。

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